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Google Search Console でエラー続出!WordPressユーザ向け hentry構造化データのエラー対処方法

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WordPressを利用してAMPのプラグインを入れて設定し、Google Search Consoleを使いサイトの構造化チェックなどをしていたところ、AMPエラーをいくつか発見したんですが、それ以上に驚いたのが構造化データ > hentry(マークアップ: microformats.org)の部分でエラーが208件も出ていたことだった。構造化のエラーが出てても、メッセージには表示されておらず、これはいろいろとまずいと思い、hentry構造化エラーが出ている部分を確認して修正してみた。
※2016年5月12日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記・修正して2017年10月21日に更新しました。

この記事の監修者

Google Search Console ってなに?

how-to-use-google-analytics
もともとは「ウェブマスターツール」の名称で運用していたものですが、2015年5月20日に名称を Google Search Console (サーチコンソール)に変更しました。従来の「ウェブマスターツール」は、名称の通り「ウェブマスター」すなわち、Webサイトの管理者をターゲットとしていましたが、Googleが行った調査により、サイトの管理者、SEO・マーケティングの担当者、WEBデベロッパーやアプリデベロッパー等多くのユーザーがウェブマスターツールを利用していることが明らかになったことで、Googleは、ウェブマスターに限らないすべてのユーザーを対象とすると方針を決定し、名称を「サーチコンソール」に変更しました。

WordPressに入れたプラグイン

AMP

WordPress サイトを Accelerated Mobile Pages (AMP) 対応にします。

Google Search Console のエラー内容

Google Search ConsoleにログインしてみるとFix errors on your AMP pagesというメッセージがでていたが、問題となったのはこちらではなく、
Search Console00
検索の見え方の項目内の構造化データ部分のデータタイプhentryの部分である。ここにエラーが発生したアイテムが208件も出ている。
Search Console
hentryをクリックして詳細ページを開いて見たところ以下のエラーがずらずらーっと並んでます。それがこちら。

  • author がありません
  • entry-title がありません
  • updated がありません

Search Console02

このエラーがでた原因は single.php

いろいろ調べていくと、このエラーが出た原因はWordpressの記事ページ/単一記事の投稿(single.php)のところに問題があったようです。
エラーが出ているページのURLは、記事ページやタグのページです。
ここのHTMLには、「こういうことが書かれていますよ」という、検索エンジン向けのメッセージが書かれておらず、構造化データのエラーが出ておりました。エラーが出たからといって、SEO的に悪い評価がでるのかどうかはなんともいえませんが、エラーを出したまま放置しておくのがいやなこともあり修正してみることにしました。

author、entry-title、updated、エラーの修正方法

それぞれのエラーの修正方法を説明していきます。

1. entry-title がありません の修正方法

entry-titleの修正ですが、修正方法は意外に簡単で、記事のタイトルとなるHTML要素のclassにentry-titleを追加してあげるだけで解決します。
WordPressの場合だと、single.phpを開いてタイトルを含んでいる見出しタグにclassを追加してあげるとOKです。
例えばこんなソースコードがあれば

コード

<h1><a href="<?php echo $link; ?>"><?php $content->title(); ?></a></h1>

このように修正するだけです。

コード

<h1 class="entry-title"><a href="<?php echo $link; ?>"><?php $content->title(); ?></a></h1>

2. updated がありません の修正方法

updatedの修正方法も意外と簡単です。公開日を囲んでいるHTMLタグのclass部分に「date updated」を追加してあげるとOKです。
例えばこんなソースコードがあれば

コード

<span class="date"><?php _e("Posted on",'xxxxxxx'); ?> <a href="<?php echo $link; ?>"><?php $content->date(); ?></a></span>

このように修正するだけです。

コード

<span class="date date updated"><?php _e("Posted on",'xxxxxxx'); ?> <a href="<?php echo $link; ?>"><?php $content->date(); ?></a></span>

3. author がありません の修正方法

authorは、先程よりはちょっと難しいですが、Wordpressのカスタマイズをしている人ならすぐわかる部分であると思います。記事の投稿者部分に「post-author」を追加してあげるだけでOKです。
例えばこんなソースコードがあれば

コード

<span class="user"><?php _e("By",'xxxxxxx'); ?> <?php the_author_posts_link(); ?></span>

このように修正するだけです。

コード

<span class="user post-author"><?php _e("By",'xxxxxxx'); ?> <?php the_author_posts_link(); ?></span>

エラーの修正後の確認方法

エラーをクリックして、青いライブデータをテストのボタンをクリックします。
Search Console
クリックすると別ページで「Structured Data Testing Tool」が立ち上がります。赤いボタンのFETCH & VALIDATEをクリックして、右のhentryの部分がAll goodと緑で表記されていれば問題ありません。
Search Console

修正後の結果

サーチコンソール内の「Fetch as Google」を利用して、インデックスのリクエストをかけて様子を見ていたところ、だんだんエラーが減少していき、2017年10月21日現在ではエラー無しの状況となっております。かならず修正したあとに、「Fetch as Google」を利用して、しっかりと検索エンジンに伝えてあげる必要があります。SEO対策にも重要なことなので、修正を行ったあとは必ず実施してください。
Search Console - 構造化データ

まとめ

「Accelerated Mobile Pages」通称AMPと呼ばれるGoogleが推し進めてきたプロジェクトですが、2016年2月24日にGoogleの検索結果にも導入されることになったおかげでいろいろWeb関係者も今後様々な対応に追われることと思います。いまのうちにいろいろと対応しておいたほうがよさそうな感じですね。Googleの関係者の証言で「AMP対応したからといって順位が上がるわけではないが、AMP対応したことによる結果としてユーザーの満足度が向上し、検索順位に影響を与えることはあるだろう」というようなことをコメントしたそうなので、少なからずSEOへの影響があることは間違い無さそうです。

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